シリンダ弁S-K800シリーズ

シリンダ弁の概要

シリンダ式の駆動部を用いて、各種本体部(グローブ弁、アングル弁、三方弁)のON−OFF制御を行うバルブになります。
シリンダ式の駆動部には、計装用の空気圧又は油圧にて作動し、スプリングバック形式の単動型と空気圧又は油圧のみにて作動する複動型があります。
各種本体部には、高圧用、高温用、低温用等、様々な流体に対応しています。

シリンダ弁の作動原理

例としてS-K800S-DXM型の作動原理を以下に説明します。

1)ピストン上部に操作空気が導入されるとピストン有効面積に下方向の力が働きます。

2)この力が「スプリング荷重+流体が弁体を上に押し上げる力」に打ち勝てば、ロッド、ステムを介して弁体が降下し、流体が流れます。

3)操作空気圧力が減少し、ピストン有効面積に働く力にスプリング荷重が打ち勝てば、弁体は上昇し、流体を遮断します。

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