フロートゲージS-K175C・176C・177C・178Cシリーズ

本フロートゲージは、現場指示型フロート式液面計で、液面のレベル表示及び高液面・低液面の警報用レベルスイッチとして使用できます。

構成

本フロートゲージは、タンクへの設置方法により以下の構成となります。


図1.タンク頂部取付型

1)タンク頂部取付(図1参照)
液面計本体A・取付台C・フロートBの構成

2)タンク上方又は側面取付(図2・図3参照)
液面計本体A・液面計取付台F・ワイヤ案内滑車E・密閉式ドレン回収型滑車G・タンク頂部フランジD・フロートBの構成(GはS−K177C・178Cのみとなります)


図2.タンク上方取付型

図3.タンク側面取付型

作動説明

1)液面が上昇すると、フロートBが上昇します。

2)この時、図4に示す⑩バネの力により、⑦主軸に連結した④主滑車が、⑳フロートワイヤを巻取ります。

3)又、⑦主軸は⑨ギヤに連結し、回転を減速して⑭インジケータに回転を伝え、⑭インジケータが時計回りに回転します。

4)液面が下降すると、フロートBも下降します。

5)この時、フロート側の重量より、④主滑車から⑳フロートワイヤが引き出されます。

6)この時、⑭インジケータは反時計回りに回転します。

7)警報接点付仕様の場合、⑭インジケータが⑲リードスイッチに接近すると、⑲リードスイッチの接点が開きます。


図4
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